トトリネコってなあに
トトリネコは、おとなも子どももひとりひとりが気持ちよく、活き活きと暮らせる社会をつくりたい、と思っています。
そのための一つの方法として、垣根の無いアート活動をする機会をつくる。
そして表現を通して、お互いに共感し対話し、寄り添い、安心して過ごせる場を作り、家族間の繋がりを育む手助けをしたいと思っています。
わたしたちトトリネコのメンバーは、みな仕事も、個性も、家庭環境もバラバラです。
でもそれぞれが持つ個性や専門性を活かし、人びとが生きやすい社会、居心地のいい時間を、どうすれば作れるのかをいつも考えています。
いままでの活動では、プロの俳優と一緒に、子どもたちと絵本の物語の世界、深く深くに飛び込み、身体を使って内側からその世界を覗いてみたり。
人形作家と一緒に人形を作り、その物語を語ってもらったり。
小児科医とともに、育児という観点から、子どもと良い関係を作る勉強会を開いたり。
楽しいことをたくさん企画しています。






トトリネコのなまえのはじまり
トトリネコってヘンテコな言葉。そんなふうに思いますか?
ちょっと待ってください。
この子たち。トリとネコ。この二人が始まりでした。
私たちの活動の手助けをしてくれるキャラクター。
おとなと子どもを繋いでくれる。
おとなの心をほぐしてくれる。
そしてトネリコの木のように、枝葉がグングン伸びていくイメージが、わたしたちの目指す活動にぴったりでした。
アプローチ
生きることは表現すること。
そして相手を受け入れ、寄り添い、みんながもっと豊かな気持ちで暮らせる社会になれば。
大人も子どもも、もっと自由にのびのびと、表現する場があったなら。
そういう気持ちでトトリネコは活動を始め、アートや演劇のワークショップの場を作り、
人びとの伸びやかな表現の場と、豊かな社会の実現を目指しています。
専門家を交えての、子育て中の家族のためのトークカフェでは、悩みや相談を通して孤独を分かち合えます。
子育てに正解はありません。それぞれがそれぞれに悩みを持ち、答えも人それぞれ。
皆さんの安心に繋がる会をつくります。
プロの役者を交えての演劇ワークショップ。
日本ではあまり馴染みがないかもしれません。
でもその演劇の中には、自己表現や自己解放、そして他者を理解するための要素がたくさん詰まっています。
アーティストを迎えての、みんなでつくる工作。
すべての子どもたちは、みなそれぞれ素晴らしい作品を作ります。
そして、長い間工作と無縁に生きていた大人たちも。
楽しいアトリエで、同じ時間を過ごしてみませんか。
トトリネコの活動を取材していただきました。









トトリネコのひとたち
松井ともこ
水先案内人
ワークショップデザイナー
文学座付属演劇研究所40期。大学卒業後、劇団所属俳優のマネージメント業務を行う。西東京市や浜松市の文化施設で文化事業や市民参加型ワークショップを企画運営する。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科にて、アートと子育ての関係について研究中。1男1女の母。
横浜市青葉区を拠点とするウエブメディア森ノオトの市民ライターとしても活動中。
小澤礼美
ママ・パパたちの心をサポート
小児科専門医
横浜市立大学医学部卒業後、国立小児病院で初期研修。横浜市立大学医学部小児科、三浦市民病院小児科、個人クリニック勤務を経て、現在、青葉区のクリニックで診断に当たっている。八王子保育専門学院非常勤講師。Triple P認定ファシリテーター。ママcafé認定ファシリテーター。私生活では小学生男子2人の母。
http://morinooto.jp/2020/04/14/ozawaremi/
波津あゆ子
工作マスター(人間)
洋裁家・人形作家
都内の洋服のアトリエ勤務後、横浜市青葉区鉄町でアトリエ1/4 立ち上げ『絵本の中に生きる ひと や どうぶつ と暮らす』をテーマに、様々な素材を用いて人形などを製作している。全国で個展開催のほか、テレビやCMへの提供など、幅広く活動している。私生活では1女児の母。座右の銘は『踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々』。トリとネコの生みの親。 www.4bun-no1.com
よしりん
ホロリとこぼれる言葉が深淵(人間)
リベラルな校風の私立小学校生活を送ったのち、中2から大学卒業まで、英国で過ごす。
卒業したロンドン大学では、西洋美術史専攻。ルネッサンス大好きだったのに、在学中に近代~現代アートとのほうが相性がよいことに気づく。
社会に出てから、グレーゾーンな美術展企画会社勤務を1年ほど経験。新人は、企画には関われず、代わりに、海外の作品とともに来日された学芸員の方々との通訳、英語記事の翻訳(結局、どこに使われた?)、巡回展用の作品と一緒に4tトラックに乗せてもらい長距離移動、など、雑多なお仕事を経験。
その後、もう少し堅実ないくつかの会社で勤務&社会経験を積み、現在は、1男1女の母。妹の女子は、ダウン症児だが、親の心配をよそにいつのまにか周囲の人々に愛嬌をふりまき、可愛がられている。本人は、たぶん、幸せ。彼女が運んできたご縁で、トトリネコのメンバーに。
おかめ家ゆうこ
人生はコメディ(人間)
イラスト・デザイナー/造形作家/パフォーマー 1978年東京生まれ。彫刻家の父のアトリエですくすく育つ。 2001年イラストレーターとして独立。 2003年デザイン・造形事務所ハローライクビフォー有限会社を設立。 ロゴ・マスコットデザインからマンガ連載、パペット制作、舞台美術まで様々な分野で描き創っている。
トトリネコのトリとネコのイラストの生みの親。
畑田麻衣子
尽きることの無いエネルギーを持つ俳優
2002年文学座入所2007年座員となる。舞台、TV、声優としても幅広く活躍。また、保育士の資格を有し幼児教育やワークショップなどにも精力的に活動している。
東京都高等学校演劇連盟地区大会の審査員を長年務めているほか、現在、東京学芸大学大学院にて表現教育を研究している。
私生活ではニ児の母。



